家庭・自家用

 家庭で料理を作るときに塩味調味料として使われている。塩味を付けるだけでなく肉、海老、カニなどの
味を引き出し
、また、野菜や果実の漬物や魚介類・海藻の塩蔵、自家用味噌を作るときにも使わる。 これは塩が持っている性質を利用している。農作物や魚介類の収穫具合で消費量が変動する。かつては食品保存剤として多くの塩が使われていたが、冷凍技術と冷蔵庫の普及で塩の価値が小さくなり、家庭で使われる量は少なくなった。

 家庭用小物商品の販売量塩専売制度廃止後に随分減ってきした。海外からの輸入製品と国内の特殊
製法塩の増加によるものであるが、食用塩の公正取引協議会が定めた公正競争規約により消費者に誤解
与えないように公正マークを付けた塩が販売されるようになってから減少は止まってきた。家庭用に使われる
塩の品質多種多様である。

 調理・食品加工で塩が果たす役割は浸透圧によることが多いが、その他にも役割がある。例えば、タンパク
質に及ぼす役割
である。また、病気予防のために微量成分の運び役として塩を使う場合があるが、海外製品
が多く、これらの塩は微量成分が食品添加物として承認されていないので、国内では流通できない。

 塩は日常生活で起こるちょっとしたトラブルを解決することができる。例えば、掃除や汚れ落としなど。
塩は