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塩摂取量は閉経女子の骨の健康にほとんど影響を及ぼさない

Salt Intake Appears to Have Little Impact on Bone Health in Menopausal Women

MedicalXpress  February 25, 2016

 

 低塩食は閉経女子の骨を強くすることに必ずしも繋がらない、と医者・科学者達は報告。

 “我々が研究を始めた時、低塩食は骨にとって良いと再び誰にでも語ろうと思っていた、”とオ-ガスタ大学ジョージア医学校のリューマチ科主任のローラ・D.カーボン博士は言った。

 “それよりも我々のメッセージは低塩食であり、それだけでは骨に有益であることはない。我々はそれ以上にさらに進めることを明確に望まないで、高塩摂取量は骨にとって良いと言っている、”とカーボンは言った。Journal of Clinical Endocrinology & Metabolismで研究の著者に対応したものである。

 高塩摂取量と弱い骨との関係は論理的なように見える。ナトリウムとカルシウムは両方とも骨に貯えられる。ナトリウムはカルシウム排泄量を増加させ、低カルシウム摂取量は低い骨ミネラル密度つまり骨折危険率の指標と関係している。一方、カルシウムは十代後には本当に骨に加えられないで、生涯にわたって骨からナトリウムと共に尿中に出続ける。

 現在の塩摂取量ガイドラインは心血管の健康を目的としていながら、全米骨粗鬆症財団も骨の健康のために低塩食を勧めている。新しい驚くべき結果は、塩摂取量が女性の骨にとって良いか悪いか、または無関係かを本当に説明するための大規模で前向きの研究についての必要性を示している、とカーボンは言った。

 ジョージア医学校の医者・科学者達は女性健康イニシアティブ(WHI)の部分として11年間続けて約70,000人の閉経女子に関するデータを調べた。WHIは心疾患、肺と結腸直腸ガン、そして骨粗鬆症を予防するために方法に焦点を置いた160,000人以上の閉経女子についての長期間全米保健研究所が財政援助した研究である。彼等は彼等の調査に含まれた全ての女性に関する骨折データと骨ミネラル密度研究、約4,400と言う骨の強さの指標に関するデータを持っていた。

 塩摂取量が骨の健康で主要因ではないことを示しているように思われる雑多なバッグを彼等は発見した。研究は体とわずかなおしりの骨折を通して高い骨ミネラル密度を含めて高い塩含有量の食事とより強い骨との間にある関係を実際に示した。骨折を骨の強さに影響すると知られている肥満の測定値である体格指数について調整したとき、彼等は塩摂取量と骨ミネラル密度との間に何の関係も見いだせなかった。例えば、高い体格指数と日焼けは両方とも強い骨と一般的に関係した要因である。高い体格指数は高い塩摂取量とも関係している。

 閉経と加齢も両方とも骨を弱めることと関係している。高いカルシウム摂取量は破骨細胞の数を減らすことにより骨を強くするのに役立つと信じられている。破骨細胞は骨を破壊し、骨を作り出す骨芽細胞を増加させる。

 驚くべき結果についての可能な説明は、十分な血液を維持し酸素を隈なく流すために体の自然なメカニズムにまで遡る。塩摂取量が低下すると、このレニンーアンジオテンシンーアルドステロン系は活性化され、それは少なくとも実験モデルでは骨の再吸収を増加させることを示してきた。

 前向き研究は塩摂取量のより詳細な調査を可能にする。それには数日の休日と週末の尿中のナトリウム量の定期的な測定、塩摂取量がほとんどの人々について増加する傾向である時を含む。WHIの栄養データは女性の自己申告から大部分来ており、ナトリウム量についてテストされた尿を持っていた僅かなデータに基づいて補正係数を適用した。

 ジョージア医学校チームは、牛乳、ヨーグルト、チーズそして緑葉野菜を含めてカルシウムの多い食事と静かな行動はどの年齢でも骨にとって明らかに良い。

 全米骨粗鬆症財団は加工食品や缶詰食品の摂取量を制限することを勧めている。それらの食品は、食品にあなたが加える塩を同じほど典型的に塩が多い。塩摂取量を約6.1 g/dに制限することが勧められているが、それは連邦の栄養ガイドラインとほぼ同じ量である。