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塩と喫煙:介入的疫学の役割

Salt and Smoking: A Role for Interventional Epidemiology?

By Shah Ebrahim

Int. J. Epidemiol. 2005; 34:959-960   2005.10.1

 

 20058月末にバンコックで世界疫学会議が開催され、世界中の疫学者に挑戦を提案した。会議の明白な目的は:21世紀の疫学について新しい議題を創り出すこと;閉鎖された観察分野から活動的な外部分野へ 健康における公正に関連して移動すること;低所得と中間所得の諸国からの参加者や人々のより大きな約束を促進させること;科学的な考察と地域的な共通の会議事項を進めること;そして発展のために健康における公正に向けての疫学の役割を強化するために国際疫学協会(IEA)と他の国際的パートナーとを関係付ける可能性を探求することである。疫学者達は社会経済的状態の標識と様々な健康結果との間の関係を調べ、観察された多様性-健康における社会的な不均一性の研究についての理由を仮定することについては門外漢である。しかし、会議で発表者が繰り返し観察したように、疫学者は世界中に存在する回避できる不公正や不公平-健康の不公平を是正する試みの作業にはあまり関わらない傾向がある。IEAに所属する疫学者達は少数派で、我々が関りを必要としている‘介入的’疫学のプロフィールを提案する我々の目的を持って進歩させる。IEAに参加しよう、または地域のIEA会合に少なくとも行こう、そして2008年にブラジルのポルト・アルグレで開催される次回の世界疫学会議に確実に行こう。

 厳しい減塩は血圧低下を引き起こす-医学生の1年生の時の経験で、私は1週間ケンプナーの単調なライス・ダイエットに耐えることを強要された時に、このことが直接私に示された。そのプロトコールの最も難しい部分は排出された尿量を測定し、ナトリウム分析用に等分した尿を保存することを忘れないことであった。我々の歴史的なリプリントは本態性高血圧の発症で塩摂取量の役割に関するダールの1960年の論文である。動物とヒトの代謝研究と生態学的集団研究を利用して、1日当たり5 g以上の塩を摂取している人々よりも5 g以下の摂取量グループは高血圧が少ない事例を彼は作っている。塩摂取量とエスキモー、太平洋諸島の住民、アメリカ人、北部と南部日本の人々の高血圧者の割合を修正した彼のグラフは非常に素晴らしい直線関係を示している。ダールの研究に関してコメントしているポール・エリオットはより大規模な生態学的研究を行うその後の試みを追跡し、1982年にインターソルトの確立を終えた。ニールス・グラウダルは自己引用、コントロールのない観察、初期研究を引用しない失敗に関してダールの信頼性に焦点を置いている。グラウダルのグループは重要な総合的なレビューと食事に関するアドバイスによって達成できる収縮期血圧で1 mmHgと言うむしろ本当に小さな効果を示す血圧低下のための減塩効果のメタアナリシスを行い、DASH-ナトリウム試験の曖昧な結果を含んでいる最新の総合的レビュー確かさを残した結果はエリオットによってある程度述べられた。したがって、塩と血圧との関係を示す研究努力を100年してきても、ほとんどの集団の血圧分布が頑なに高いままで残っているので、グラウダルは1 mmHgと言う低下の効果について全て努力する価値があるかどうかを尋ねた。幾分これは、もちろん社会的、文化的に決定されてきたことについて見当違いな個別の臨床介入に関する信頼の20年間を反映しており、介入的に関心のある疫学者達によって支持されている政治的な行動を要求している。

 

以下、話題が喫煙であるため省略する。