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正しい白い結晶に到達

The Salt Fix エピローグより 2017年出版

By James Dinicolantonio 心血管疾患研究科学者

 

 本書を読んだ後では、我々全員に仕掛けられている食事詐欺に対して賢明になっていると期待され、40年間にわたり塩戦争が我々の身体や健康に関しておびただしい影響を及ぼしたと感じるであろう。この必須ミネラルを楽しむことを否定するよりもむしろ、今や塩を食卓に戻すことを歓迎するようになり、体調をより良くすることを感じて受け入れるようになった。我々は時代遅れの塩-血圧仮説の過去から移動する必要があり、人類の進化を通して塩が我々に行ってきたことを考える必要がある。我々は忘れてはならない:

塩は食物を美味しくする。より多くの塩を摂取することにより、より健康に良い食物を食べられる。そのような食物はしばしば苦く、塩によって大きく改善される。塩は健康的に食べることへの入口である。マグネシウム、カルシウム、カリウムの多い健康に良い食物を食べるとき、塩は血圧を上昇させない。

減塩は血圧を下げないかもしれない-しかしそれは良いことではない!減塩による血圧低下は健康的には必要でない。それは低血液量または脱水という問題を概して示している。したがって、血圧が低くなると、循環が悪くなり、器官は激しく働き、器官への酸素や栄養素の供給は低下し-長期間の健康とは反対に、ガイドラインは防ぐことを公言している。減塩は心拍数を上昇させる。減塩で起こるかもしれない脱水に関連した血圧低下は心拍数の大きな増加によって相殺される方向に働く。そうなれば血圧が2%低下すれば、ほとんどの人々は心拍数で10%増加させる。心拍数のこの増加は血圧の小さな低下よりも多分有害である。心臓や動脈に及ぼすストレス量が増加し、潜在的に高血圧、心不全、心血管疾患を引き起こす可能性があるからだ。

減塩は有害なホルモン量を増加させる。心臓と動脈を拡張させ、硬化させることで知られているホルモン量を減塩は増加させる。換言すれば、塩を多く食べることは高血圧や心不全の発症を予防し、一方、減塩はこれらの疾患を実際に引き起こすかもしれない!低塩食もインシュリン濃度を上昇させることにより肥満の危険率を増加させる。わかり易く言えば:塩を食べれば痩せた体を維持できるかもしれない。

塩は国民の慢性疾患発症の-原因と言うよりもむしろ-1解決策であるかもしれない。低塩摂取量は体重増加、高血圧、二型糖尿病、腎臓問題、心臓発作と脳卒中、甲状腺疾患、転倒や怪我、早死の可能性さえも促進させる可能性はあることを我々は見てきた。塩摂取量の少ない国に住んでおれば、同じ危険性があることを記憶していることが重要である。そのような国では、減塩ガイドラインに従順に従っており、あるいは活発に働いており、あるいは身体から塩がなくなる保健条件下または医療を受けているからである。塩摂取量を管理しようと試みるよりもむしろ我々は体内の塩分量について注意深く批判的に考え始める必要がある。事実、加工食品中の塩分量を制限するガイドラインを廃止する代わりに、FDAは塩を全体的に制限することを見合わせるべきとしている。そうすることは人工保存剤や甘味料のような潜在的に危険な物質に置き換えるように要請されている食品製造者を彼等の立場で防げる。FDAがその考えになるまでに、減塩プロパガンダに対して我々が全面的に反撃できる2,3の方法がある。

何ができるか?

  本物の食べ物を食べて塩味を感じることを始める。

  本書の考えについて友人や家族に話す。

  医療介護者と本書の考えを議論する。

  本当の高血圧犯罪人である精製砂糖を食べることを止める。

医者は何をするか?

  意識的に減塩すべきことを患者に言うことを止める:塩摂取量についてはガイドラインよりも体の方がよく知っている。

  減塩ガイドラインの禁忌に関して自習し、友人や病院または診療管理者とこれらの論争について議論する。

  医療界の仲間で低塩勧告を廃止するための意見主張者になろう。

政策立案者は何をするか?

  仲間や専門家と本書の考えを議論する。エビデンスと高品質研究による仮定を支持する“一般的に認められている知識”に依存している人々に挑戦する。

  食品製造者を目標にしたFDAの自発的な減塩政策を廃止するためにFDAを促す声のコーラスを大きくすることに参加する。

  レストラン、球場、映画館(すなわち、不吉な黒い三角形に成形されら塩振出器)で高塩分食品についての警告を取り除くためにニューヨーク市立法者に要請する。

一方、腰回り、健康、寿命のためにより有害な白い結晶-砂糖-の摂取量を減らしことに焦点を置くべきである。たとえ多くの砂糖の摂取量が肥満しないとしても、甘党は体に慢性的な炎症を引き起こし、ホルモンに混乱を引き起こし、酸化ストレスを引き起こし、冠状の異形または炎症傷害を引き起こすことによって静かに人目につかないように殺す。これらの現象は心臓発作または脳卒中になる危険率を増加させ、高血圧や二型糖尿病を発症させ、あるいはアルツハイマー症、脂肪肝症、あるいは幾つかの種類のガンを引き起こす。砂糖摂取量を減らすほど良いことはない。

しかし、敵対することは難しい-そして食品製造者はこれを知っている。彼らの目標は本質的に抵抗できない加工食品や包装食品を処理することで、したがって、もっと前に帰り、彼等は製品に日常的に意識的に、故意に、常用的に砂糖を加える。政府の政策は助成している悪い食品を止め健康に良い食品の支持を始める必要がある。カリフォルニア州バークレイやメキシコで実行されたソーダ税のように砂糖の入った食品に課税する提案を勇気づけ、支持する。その税は砂糖の摂取量を減らすことに誘導する砂糖入りに飲料に課税する良い事例である。ジャンクフードの図表警告表示の禁止も正しい方向への移動となる。ソーダ缶に描いてある糖尿病性潰瘍、クッキーの包装容器に描いてある正常肝臓の隣の脂肪肝、あるいは砂糖の入った幼児飲料を飲んで肥満になった6カ月幼児の表示を見て想像しよう。そのような製品を買おうとはあまり思わないですね?

それらの組み込まれた意欲を削ぐ表示が出て来るまで、本書で見てきたように、自分で砂糖常用癖を止められる多くの様々な方法がある。最も強力で影響力のある方法の一つは単にもっと塩を摂取することである。安くて、美味しくて、用途の広い、救命物質:塩は清潔で健康に良い食品供給のための戦いで強力な味方である。忘れないで:砂糖がなくても生き延びられるが、塩がなければ長くは生きられない。

希望を持って、潮目は変わり始め、公衆保健政策立案者達はこれを認識している。我々は砂糖を減らし、塩をたたえ始める必要がある。私はすべての人々に-個人、両親、医者、政策立案者-に塩については心配することはなく、本当に有毒な白い結晶の砂糖についてはもっと注意を払うように呼び掛ける。我々のまさに未来は塩に依存している。

一方、罪のない自然の一番古く最も満足できる健康を保護する塩を食事毎に楽しんで下さい。味蕾と健康のために塩振出器を取り戻そう!