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食品医薬品局の食品マルクス主義者

The Food Marxists at the FDA
By Julie Gunlock
National Review June 6, 2016

 

科学者達はどれくらい多くの塩を摂取すべきかに関して一致していないが、政府は減塩規制の方向に突進している。

 大統領とファースト・レディは自分達を“グルメ”として考えたいようだ。ミッシェル・オバマの食品に関する焦点は良く知られているが、大統領も洗練された食通である。事実、彼のヴェトナムへの最近の旅行中に、名士シェフのアンソニィー・ボーダインのダイニングで最高のグルメの時間を過ごした。後でボーダインは大統領を称賛して次のように書いている:“Bun Chaの豚肉と汁があるヌードルを、を使って上手に食べた。”

政治家は何時でも音を立ててヌードルを食べる。

 しかし、オバマが素晴らしいヴェトナム料理を経験して帰国すると、食品医薬品局の行動主義者の彼のチームは加工食品の塩含有量を少しずつ下げるように食品工業界に求めた新しい“自主的なガイドライン”を準備させた。数年間うわさされ最終的に先週発表されたこのガイドラインは食品製造者にパン、缶詰スープ、野菜、冷凍ピザ、調理済み肉、スナックのような100項目以上のカテゴリーの塩含有量を下げるように要求している。

 規制措置がどのように作用するかについて知らない人々は、食品医薬品局の立派な人々が自発的にこれらのガイドラインを作成したので、食品製造者はそれらを無視でき、彼等が何時もやってきたように続けることを無邪気に信じているかもしれない。しかし、悲しいことに、我々の食べ物の味を好む人々については、ワシントンはそのようには全く考慮しない。極端に強力な連邦機関が“自主的なガイドライン”を出した時、食品製造者や会社は、ガイドラインが法律的に拘束力がある規制のように取り扱われる必要があることを知っている。ビジネスでは-大なり小なり-生き残るために従う。

 それであるから業界は服従し、2年間で消費者はクタッカー、パン、好みのスープ、缶詰商品の味の差を感じ始める。それは本当に文献の基本的な味を驚くほど損なっている:連邦政府は食品製造者に時の試練を経て消費者の好みを強制的に修正させている。そしてそのことが十分に無法なことでなければ、食品製造者は既に多くの低塩または無塩の製品を提供していることも考慮し、彼等は何年間もそうしてきた。

 オバマ政府または公益科学センターのゴマすり長官ミカエル・ジャコブソンのような食品マルクス主義者にとっては、それは十分に良くない。ジャコブソンは、食品業界が製品の味を美味しくなくするようにさせるに十分に食品医薬品局が早く動いていない、と食品医薬品局を実際に告訴した。- 彼は食品業界を脅かすような本を書いた。

   自由は食品マルクス主義者を騒がせる。人々が選択権を持っている時、悪い

   選択をする可能性が常にあるからだ。

 もちろん、ジャコブソンやその他多くの意見を述べる食品マルクス主義者(アリス・ウォーターズ、マリオン・ネッスル、マーク・ビットマン、そしてミカエル・ポラン-国家偵察局について私が書いた彼等の全て)は選択権を持っている消費者の問題を扱っている。人々が選択権を持っているとき、彼等が悪い選択をする可能性は常にあるので、自由は問題を騒がせる。それで解決は簡単である:人々の選択権を取り除く。ジャコブソンや彼の仲間に対して (うーん何が健康に良いか:アイスクリームとニンジン?それについて表示が欲しい!のような) 本当に難しい疑問を解くには味覚をマヒさせることが一番である。指で指させるか、店の棚に置くべきか置かざるべきかを指図するかどうかが一番である。

 保健福祉省長官のシルヴィア・ブルエルは、この大胆な新しい規制モデルはオバマのもっとトラブルを起こす遺産の一つであることを暗示しているように思えた。食品医薬品局の新しい塩ガイドラインに反応して、これらの変化を次第に起こすことは消費者に塩に対する味覚を調整するのに役立つことをブルエルはABCニュースに語った。お分かりのように多くのことがごちゃ混ぜになっているので、これらの新しい規則に“調整する”必要がある。それに慣れてしまう。美味しくもない食品を好きになる。クラッカーを好きになれば、クラッカーを守れる。

 しかし、この度、食品医薬品局の権威主義者の行動は選択の自由に関する攻撃ではない;これらの政策は医学的にも疑問である。

 オバマ政府と公衆保健局のメンバーは、アメリカ人が多すぎる塩を食べているこのを示唆している。推定値は変化するが、一般的にアメリカ人は約8.6 g/dの塩を摂取している。それはスプーン約1.5杯分で、世界の平均値9.1 g/dよりも少し低い。しかし、多くの研究者や医者はこれらの万能の減塩政策について警鐘を鳴らしている。オバマ政府は事も無げにそれを否定しながら、塩と心血管疾患との関係を疑問視するかなり多くの科学的研究(良い研究リストについてはサイアンティフィック・アメリカンの論文“塩に関する戦争を終えよう”を参照)が今や存在する。そしてペーター・ホリスキーが昨年6月のワシントン・ポストのウォンクブログ論文で報告しているように、これらの研究の多くは、誰にでも低塩食による利益は必ずしもある訳ではないことを示している;塩摂取量を食品医薬品局の目標である5.8 g/dまで減塩しても、幾つかの人口統計はネガティブな健康結果を経験しているかもしれない。

    オバマ政府はそれを否定するが、塩と心血管疾患戸の関係を疑問視する

   かなり多くの科学的研究がある。

 食品医薬品局の食品安全センターと応用栄養を指揮しているスーザン・メイネさえも最近の医学研究を否定しており、今月のプレス・リリースで“科学的エビデンスの全体は現在の摂取量からの減塩を支持している”と言っている。その後、5.8 g/dまでの減塩はアメリカ人にかなり役立つと結論を下した2009年の医学研究所報告書を彼女は挙げた。しかし、メイネは、2009年の意見を完全に変え、政府の減塩政策は勧められず危険であるかもしれないと結論を出している医学研究所による極最近の報告書に触れられなかった。

 たまたま医学博士でもある代表者のアンディ・ハリスは最近より新しい科学を知り、十分な医学物語を知る前に当局が考えている政策の危険性を理解しているように思える。先月、食品医薬品局に資金を提供する2017年会計年度歳出予算の審議中に、食品医薬品局はごく最近の適切で正確に利用出来る科学に基づいて立法化しなければならないことを述べた修正案をハリスは提出した。修正案は発声投票で通過した。

 予算案を記載している委員会報告は次のように述べている:“疾患予防管理センターと医学研究所は塩に関する参考摂取量報告書を一緒に更新する作業中である。食品医薬品局は更新された参考摂取量報告書に基づいて自主的または強制的なガイドラインを提出するために急いでいる。”しかし、参考摂取量報告書がまだないので、-当事者が示した指示に反して-食品医薬品局は政策提案を進めて来た。

 議会の意図を侮辱することはオバマの食品医薬品局のために新しいものは何もないが、この最新の事例は当局に対するハリス声明の明快さを特に大胆に考えている:科学的エビデンスが明らかになるまで、新しい規制を通過させてはいけない。

 そう言ったことでこれらの自主的な規制が提出された。意見提出の期間はあるが、これらのガイドラインは直ちに食品産業界に影響を及ぼす。食品会社は食品、試験レシピを改訂して、我々皆が好み、変えてもらいたくない製品を再公式化しようと急いでいるように我々には多分見える。(食品雑貨製造協会は、これらの変化についての食品業界に対する費用は製品当たり50 - 70万ドルになると推定している。) 商品の味は変わり始め、価格は上がる。

 これが全て終わるところを見ようと思えば、2009年のスープの大失敗を見る必要がある。その時、キャンベルスープは健康に反する方向に進み、自社の全てのスープの塩含有量を32%減らす計画を発表した。2012年までに、キャンベルスープの販売高は非常に減ったので、新しい会社のCEOは塩含有量を元に戻す計画を発表した。キャンベルスープは低塩製品をまだ持っているが、消費者は古い製法の製品を買えなくなったことを明らかにした。

 我々は皆その考えに慣れることが良い。