ナトロン・エナジー、ノースカロライナ州に14億ドル規模の
ナトリウム･イオン電池ギガファクトリーを建設へ
Natron Energy to Build $1.4bn Sodium-Ion Battery Gigafactory in North Carolina
https://www.power-technology.com/ 2024.08.16
この施設はエッジコム郡のキングスボロにある437エーカーの巨大敷地に建設される。
ナトロン・エナジーは、ノースカロライナ州に初のナトリウム･イオン電池ギガファクトリーを建設する計画を発表した。投資額は14億ドルである。
このプロジェクトは、同州の経済投資委員会が承認した雇用開発投資助成金の形で支援を受けている。
約120万平方フィートの広さを誇るこの施設は、エッジコム郡の437エーカーのキングスボロ・メガサイトに設置される。
フル稼働時には、年間の24 GWのナトリウム･イオン電池を生産できると予想されている。ナトロン・エナジーの電池は、市場で唯一のUL認定ナトリウム･イオン電池として際立っていると言われている。
この電池は、マイクログリッド、データ・センター、モビリティ、EV急速充電、通信など、さまざまな分野に対応する。
この施設の稼動により、ナトロン社の現在の生産能力は40倍に増加し、地元で1,000人以上の雇用が創出されると予想されている。
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12年間の助成金期間を通じて、このプロジェクトは州の経済に約34億ドルの貢献すると予測されている。
JDIG契約では、12年間にわたって最大2,175万ドルのナトロン・エナジーへの払戻しが予定されている。さらに、このプロジェクトはノースカロライナ州メガサイト準備プログラムからさらなる支援を受ける予定である。
ナトロン・エナジーの共同CEOであるWendell Brooksは、次のように述べている。
「エッジコム郡の施設が稼動すれば、ナトロンの成長軌道が加速し、効率的で安全かつ信頼性の高いナトリウム･イオン電池エネルギー貯蔵に対する需要の高まりを活用できるようになる。
「国内の電池サプライチェーンの発展をリードできることを誇りに思います。ノースカロライナ州の地元および州当局との協力に感謝しています。」
この最新のニュースは、ナトロン・エナジーが今年月にミシシッピー州ホランドのナトリウム･イオン電池製造施設の稼動を開始した後に発売されたものである。
