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CALT2023年にナトリウム・イオン電池を量産

CALT Will Mass Produce Sodium-Ion Batteries in 2023

By Brian Wang

https://www.nextbigfuture.co./      2022.10.28

 

 Contemporary Amperex Technology Co. Ltd. (CALT)2023年にナトリウム・イオン電池の量産を開始する予定である。CALTは電池の大規模なサプライチェーンを構築し、その使用について一部の自動車メーカーと交渉に入った。ナトリウム・イオン電池では、既に電気自動車やエネルギー貯蔵でナトリウム・イオン電池が商品化されている。

 ナトリウムは世界の地殻の2.3%である。リチウムの1000倍以上豊富である。

 CALTは世界最大の電池会社であり、テスラの主要な電池供給者である。現在の推定によると、CALTの電池容量は2025年までに670 GWh以上に達すると予想されており、おそらく2025年末または2026年までに操業率として年間1200 GWhの目標容量を発表した。同社はさらなる拡大をサポートするために、株式公開から35以下の特定の目標まで、合計で最大450億人民元を調達する予定である。2021年のCALTのリチウム・イオン電池容量は170.39 GWhであり、完成して稼働したリチウム・イオン電池生産ラインは、安定運転後、合計設計年間容量規模は260 GWhから280 GWhになる。

 20228月、CALTはハンガリー東部のDebrecenにある100 GWhの電池工場に734000万ユーロを(74億米ドル)を投資すると発表した。

 CALTの第一世代のナトリウム・イオン電池は、高エネルギー密度、急速充電能力、優れた熱安定性、優れた低温性能、高集積効率などの利点がある。CALTのナトリウム・イオン電池セルのエネルギー密度は最大160 Wh/kgを達成でき、電池は室温で80SOCまで15分で充電できる。さらに、-20℃の低温環境では、ナトリウム・イオン電池の容量維持率は90%以上であり、そのシステム統合効率は80%以上に達する可能性がある。ナトリウム・イオン電池の熱安定性は、トラクション電池の国家安全要件を超えている。第一世代のナトリウム・イオン電池は、様々な輸送電化シナリオ、特にその優れた利点が明らかになる極低温の地域で使用できる。また、エネルギー貯蔵分野のあらゆるシナリオの用途ニーズに柔軟に適合させることができる。

 主流のリチウム・イオン電池は、キログラム当り200300 ワット時である。昨年、CALTは最初のナトリウム電池のプロトタイプを発表し、キログラム当り200ワット時を達成できる第二世代のナトリウム電池を作成するための新技術を実験していると述べた。

 CALTは長年にわたりナトリウム・イオン電池電極材料の研究開発に取り組んできた。カソードについては、CALTはより高い比容量のプルシアン白色材料を適用し、電子を再配置することによって材料のバルク構造を再設計し、材料サイクル時に急速に容量が衰退すると言う世界的な問題を解決した。負極材料に関しては、CALTはナトリウム・イオンの豊富な貯蔵と高速移動を可能にする独自の多孔質構造と優れたサイクル性能を特徴とする硬質炭素材料を開発した。