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電池技術:中国がリチウム・イオン電池の独占を強化する中、インドの企業はナトリウム・イオン化学への注力を強化している

Battery Technology: Indian Players Double Down on Sodium-Ion Chemistry as China Tightens Lithium-Ion Stranglehold

By Anil Sasi

https://www.newindianexpress.com/      2025.05.29

 

リチウム・イオン電池はコバルト、ニッケル、銅、リチウムといった希少かつ高価な元素で作られているため、世界中のテクノロジー企業は代替材料を模索してきた。

 

 超急速充電可能なナトリウム・イオン電池は、わずか6分で最大80%まで充電でき、3,000回以上の充電サイクルに耐えられると謳われており、より普及しているリチウム・イオン電池にほぼ匹敵する。これは、インド科学技術省傘下の独立機関であるベンガルールに拠点を置くJawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Researchの研究チームによる画期的な成果であり、中国が事実上独占している電池製造においても最も一般的なリチウム・イオン化学の代替材料育成に向けたインドの取り組みにおける、またしても有望な一歩として注目されている。中国は世界のリチウム・イオン電池サプライチェーンに加え、蓄電池や電気自動車に使用されるリチウム製造能力も掌握しており、現在、CATLBYDと言う2大リチウム・イオン電池メーカーを擁している。

 以下省略。