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塩論争:身体が機能するために塩が必要な理由

The Salt Debate: Why Your Body Needs Salt to Function

https://karenmartel.com/   2024.02.05

 

 塩は健康とウェルネスの分野では長い間議論の的となってきた。伝統的に医療界は高血圧や心臓病への懸念を挙げ、塩の過剰摂取に警告してきた。しかし、最近の研究では、特に副腎機能に関して最適な健康を維持する上での塩の重要性に新たな光が当てられている。

 人体のどの細胞も塩分なしでは機能できない。我々の電解質(ナトリウム、カリウム、塩素)は、エンジンのピストンのように、あらゆる細胞内プロセスを動かすために不可欠である。エネルギー生成から血圧調節まで、塩は我々の体をスムーズに動かす上で重要な役割を果たしている。これは、副腎疲労に悩む人にとって特に当てはまる。副腎疲労は、コルチゾール値が低く、塩への渇望を伴うことが多い症状である。

 しかし、生命にとってこれほど重要なものが、なぜ有害だと考えられるのか。その答は、塩摂取のニュアンスを理解することにある。塩の過剰摂取量は健康に悪影響を及ぼすとされてきたが、最近の研究では、塩の摂取量が少なすぎることも同様に有害である可能性があることが示唆されている。

 例えば、将来的な都市農村疫学(PURE)研究の結果を見てみよう。17ヶ国156,000人以上の被験者を対象としたこの大規模な研究では、塩摂取量と死亡率の間にU字型の関係があることが明らかになった。1日当たり7 gを超える塩を摂取した被験者は、全死因死亡および心血管疾患による死亡のリスクが高くなる。1日当たり3 g未満の塩を摂取した被験者も同様である。最適な範囲は、1日当たり3 g6 gである。

 

では、あなたにとって最適な塩摂取量はどれくらいか?

 副腎疲労の人にとって、塩への渇望は、身体がナトリウム量を補充する必要があることの兆候であることが多い。人口のごく一部だけが本当に塩感受性であり、塩摂取量は血圧に大きく影響する。ほとんどの人、特に副腎疲労の人にとっては、身体の信号に耳を傾け、塩摂取量の適切なバランスを見つけることに重点を置く必要がある。

 私が毎日使用している方法の1つは、LMNTと呼ばれる強力な電解質パウダーを使うことである。

LMNT1袋を8オンスの水に混ぜて味を確かめると、体の塩摂取量に関する貴重な洞察が得られる。塩を加えることで水の味がより満足できるものになった場合、それは体にナトリウム摂取量を増やすことが有益である兆候である。気分に応じて徐々に塩摂取量を調整すると、エネルギー量と全体的な健康状態を最適化できる。

 LMNTは、最適な健康効果は政府の推奨量の23倍のナトリウム量にあることが明らかになった。増え続ける研究から生まれた無糖電解質ドリンク・ミックスである。LMNTは、水分補給で健康を回復したい人向けに配合されており、副腎不全の人、断食中の人、ケト・ダイエット、低炭水化物ダイエット、ホールフード・ダイエット、パレオ・ダイエットを行なっている人に最適である。LMNTは、ナトリウム、マグネシウム、カリウムを日常の食事に加えることで、塩を補給する。さらには、味は驚くほど素晴しい。私のお気に入りのフレーバーはラズベリー・ソルトである。

 以下、一部省略。

 結論として、塩に関する議論は今後も続くかもしれないが、1つだけはっきりしているのは、塩は我々の体が正常に機能するために必要な必須栄養素であるということである。体の声に耳を傾け、塩の摂取量の適切なバランスを見つけることで、最適な健康と活力を維持することができる。

 さあ、塩を積極的に摂ろう。あなたの体はきっと感謝してくれるであろう!