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塩水電池技術が飛躍的に進歩

Salt Water Battery Technology Leaps Forward

By Richard

https://blog.upsbatterycenter.com/      2023.06.08

 

 新興市場は風力と太陽光の技術を積極的に活用し、より安価で容量の大きい電池を求めている。塩水電池技術はこれらの新しい機会に注目している。エネルギー貯蔵における重要なブレークスルーを期待している。Oil Priceのウェブサイトから得た情報を基に、現状の状況を検証する。

 

塩水電池はリチウム技術への依存度を低減

 電池メーカーが比較的希少な資源を敬遠する中、今年はリチウムに新たな課題が立ちはだけっている。研究室から出たばかりの新しいアイデアが、定着した忠誠心に挑戦している。最新の塩水電池のアイデアは、送電網規模の用途でより安価な容量を約束しているようで、これは確かに魅力的である。

 Oil Priceは、独立型貯蔵用の塩水フロー技術を展開しているアメリカの新興企業について言及している。また、さまざまな機器に電力を供給している。1つのタンクは塩水で、もう1つは独自の電解質である。しかし、この配置では、リチウムの最大4倍の容量を持つナトリウム硫黄電池と価格面で競合する必要がある。

 Business Research Insightは、これらの塩水電池の将来が明るいと予測している。個々の新興企業は、2021年に400万ドルの売上げが達成しているかもしれないが、市場アナリストは、年間37%の複合成長を予測し、5年後には3,600万ドルに達すると予測している。

 

エネルギーの多様性を高める絶好の機会

 我々は、1つの主要なエネルギー源に頼るべきではないと言う点では、Oil Priceとほぼ同意見である。歴史的に我々は木材から石炭、そして石油へと移行してきたが、これは「油から火へ」という結果になった。塩水電池の開発は、普遍的に利用可能な代替手段を提供することで、リチウムへの依存度を低下させる可能性がある。

コロンビアで半リットルの塩水から45日間連続して光を生み出すコ-ドレス・ランタンが

開発されたと聞いて、我々は興奮している。この装置は「マグネシウムと反応をおこし、

水素ガスを放出すうr」のである。これは、電力がまだ不足している地域で電力を民主化

する素晴しいアイデアのように見える。

 我々はむしろ、「ブルー・エコノミー」に移行しつつあるという考え方が好きである。セ

イシェルの「海水浮体式太陽光発電所」の話を聞いたことがある。わずか5メガワットか

もしれないが、ぜひ実現して欲しいものである。我々は新しいアイデアを緊急に必要とし

ている。