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低塩食の利益はまだ不確定

Benefits of Low Sodium Intake Still Up in the Air

By Kelly Young  

Edited by David G. Fairchild

NEJM Journal Watch  2016.10.04

 

 Journal of the American College of Cardiologyの研究によると、高塩摂取量は死亡率の増殖と関係しているかもしれないが、低塩摂取量の効果は不明である。

 前高血圧成人3,000人以上が18ヵ月間または3 – 4年間 積極的な減塩または通常の塩摂取量にランダム化された。研究期間中、多数の24時間尿試料が集められた。20年間以上の追跡調査中に全ての死因による死亡は通常の塩摂取量よりも減塩で15%低かったが、これは統計的に有意ではなかった。

 通常の塩摂取量グループの部分分析で死亡の危険率はナトリウム排泄量で1,000 mg/dの増加当たり12%高かったが、これは有意性の境界にあるだけであった。非常に低い塩摂取量は死亡率と無関係であった。

 過去の研究と共にこれらの結果は“高塩食の人々で中程度の減塩を支持している。しかし、減塩の健康効果については、死亡率に関する減塩の効果はないことは不確実性を増している。”