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甘党を乗り越える：辛党の紹介

Move Over, Sweet Tooth: Introducing the Salt Tooth

By Sara G. Miller

Live Science 2016.11.13

　甘党について聞いたことがあろうが、辛党についてはどうか？ある人々は、塩味がもっと強くなるらしい遺伝子を持っていることを新しい研究は明らかにしている。ニューオルリーンズでアメリカ心臓協会の科学セッション会議で今日(11月13日)発表された研究によると、研究でTAS2R48と呼ばれる遺伝子のある変異体を持っている人々は、この変異体を持っていない人々よりも多くの塩を摂取するらしかった。

　“どんな遺伝子変異体を持っているかを明らかにすることによって、我々は遺伝子に対して個人的に合わせられた教育を通してより良い食品を選択するのに役立てられるかもしれない、”とケンタッキー大学看護大学の看護学生で研究筆頭者のジェニファー・スミスは声明で言った。しかし、人々の遺伝子がどれくらい多くの塩を摂取するかにどのように影響を及ぼすかを十分に理解するためにもっと研究が必要である、と研究者達は述べた。

　人々は塩摂取量を5.8 g/dに制限することをアメリカ心臓協会は勧めている。多くの塩摂取量は高血圧についての人々の危険率を上昇させる、とアメリカ心臓協会は言う。遺伝子変異体をどれくらい持っているかの研究した人々は、この変異体を持っていない人々と比較して5.8 g/dという限界値を超えてほぼ2倍であった。これは、TAS2R48遺伝子が人の味覚に関係してきたことの最初の研究ではない。

　研究によると、本研究で研究者達が探していた遺伝子の特別な変異体は人々の苦味受容も強化することを前の研究は示唆した。これがその遺伝子を持った人々がブロッコリーや黒っぽい葉物野菜のような食品を避ける傾向がある理由であるらしい、と著者らは言った。“苦味をより強く感じる人々は塩味もより強く感じ、それをより好み塩摂取量の増加につながることを示唆した研究がある、”とスミスは言った。“別の理論は、食品の苦味を弱めるために塩を使うのでより多くの塩を摂取する、と言うことである、”とスミスは言った。

　研究では、研究に参加した400人以上の食事日記を調べた研究者達はケンタッキー州の田舎に住んでいる人々の心疾患危険率を減らすことを目的とした。研究の一部として、人々のDNAも解析した。研究に参加した人々の全ては心疾患の高い危険率であった。人々の食事の他の点－例えば、どれくらい多くの飽和脂肪、砂糖、アルコールを摂取していたか－も研究で調査された。遺伝子の変異体は食事のこれらの部分には影響を及ぼさないことを研究者達は明らかにした。