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塩摂取量、死亡との関係を研究は示唆

Study Suggests Relationship between Sodium Intake, Mortality

Endocrinology Advisor 2016.10.09

 

HealthDay News Journal of the American College of Cardiologyに発表された論文によると、塩摂取量は総死亡と直接的に関係している。ボストンのハーバード公衆保健学校の疫学教授ナンシー・クックと同僚達は高血圧予防試験ⅠとⅡをレビューした。最初の試験は1987年から1990年まで、二回目の試験は1990年から1995年まで行われた。

 クック博士のチームは、1日当たり5.8 g以下の塩摂取量の人々は5.8 – 9.1 g/dの摂取量の人々と比べて24年間に25%死亡率の危険率が低かったことを明らかにした。ハザード比は2.5 g/24h当たり1.12であった。

 同誌の論説委員の著者らは、この研究とこれまでの研究は健康に良い食事と一緒に高い塩摂取量の人々で中程度の減塩を支持している、と言った。論説委員の著者らはまた、どれくらいの塩摂取量が死亡危険率に影響を及ぼしているかと言う明らかな考えを持つために低塩摂取量対中程度の塩摂取量のランダム化比較試験も要求した。