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警告にもかかわらず過剰な塩摂取量の50

50 Years of Consuming Too Much Salt Despite Warnings

By Kali

dietsinreview.comより  2019.02.03

 

 我々のほとんどは、多すぎる塩摂取量は良いことではないことを既に知っている。しかし、驚いたことに何十年もの減塩警告にもかかわらず、アメリカ人はほとんどの家庭で風味豊かな食料品を食べ過ぎ続けている。新しいハーバード研究は、我々の塩摂取量は本当に過去50年間変化してこなかったことを示し、摂取量は配線されているように思え、どれだけ多くの公共サービスのお知らせや栄養士の訪問があっても容易に変更できない。

 より多くの加工食品が棚に並び、肥満率が上昇し続けるにつれて、ナトリウム濃度が増加し続けているように見えるが、必ずしも同じままではない。しかし、多数の研究、1957年から2003年の間に起こった全ての研究をレビューした後、9.4 g/dの塩がその年間中に変わらないで摂取されたように思える。もちろん、我々の塩摂取量の他の測定値は必ずしも同じパターンを反映していない。事実、NHANESまたは国民健康栄養試験調査は塩摂取量の増加を実際に示している。これらの調査結果とハーバード研究で観察されたこととの間の最大の差は、NHANESが食事記録に基づいており、一方、ハーバード研究はおそらくもっと正確である尿中ナトリウム排泄量を採用した。

 現在の塩摂取量ガイドラインは健常成人について5.8 g/d、高血圧の危険性のある人々については3.8 g/dである。それは全く違う。そしてこのメッセージは20年間以上うるさく勧められてきたが、それに従う人はほとんどいないか、これらの推奨値はアメリカ人の大多数にとって厳しすぎると思われる。しかし、塩摂取量の増加はアメリカの集団では起こっていない。事実、平均塩摂取量は世界の塩摂取量と同じように思える。これは、我々が考えているよりも塩摂取量は全体は多いのかも知れないことを意味している。それはまた論点を巧みに避けている-我々の推奨値は間違っているのか?

 塩摂取量は推奨値が示唆している量よりも自然に高いかもしれないけれども、だからといって、お風呂の水で赤ん坊を洗うべきではない。摂取量が多すぎるかどうかを考えることは決して悪いことではない。店の棚にある食品の多くにほとんど塩が入っているので、入れすぎになり、多すぎる塩摂取量は心臓や健康に良くない。したがって、塩摂取量に賢くなり、適度な摂取量を守ることに最善を尽くす。そうするために、全体的な塩摂取量を減らすために毎日組み込める多くの簡単なヒントがある。

スパイスを上手に利用する。塩は塊に味付けするだけではない。オレガノ、タイム、ローズマリー、ガーリック、シナモン、チャイブ、バジル、そしてジンジャーは台所のカウンターに並んでいる多くの様々なハーブやスパイスの一例である。それらには塩はなくそれだけで、あるいは組み合わせて使うとユニークな風味を付ける。

食品表示を読む。加工食品にはしばしば塩が加えられている。一回使うとどれくらいの塩の量になるかを表示でチェックする。0.4 g以上であれば、多分、使って良い。

生か冷凍かを考える。缶詰野菜やスープも塩含有量が高い。低塩製品を探すか、新鮮かまたは冷凍品にする。それらはしばしば低塩含有量であるが、味は十分である。

ファーストフードの摂取を最小限に抑える。ファーストフードも塩が多い。あまりしばしばファーストフード店へ行かないで、自動的に塩摂取量を減らす。お気に入りのファーストフード行きに抵抗できない場合は、小さい物を食べるか、メニューで最少の品物を注文するように考える。

脂肪がなく低脂肪品に注意する。食品が低脂肪であるとき多くの場合、食品製造者は脂肪を“充填物”で置き換える。塩は味を付けられるのでしばしば選ばれる。再び、表示を注意深く読んで、賢く選ぶ。

 推奨値が正しいか正しくないかに関わらず、正しい栄養バランスに維持することが重要である。減塩によって、必要な多くの健康利益のある他の食品を選ぶ必要がしばしばある。