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コロナウイルスを殺せる塩コートされたマスクに取り組んでいる研究者のU

U of A Researcher working on Salt -Coated Masks That Can Kill Coronavirus

By Michael Brown

経口ワクチンの研究はウイルスや細菌を殺せる新しい種類の防護マスクに繋がる発見をもたらす。

https://www.ualberta.caより  2020.10.13

 

2017年に、Hyo-Jick Choiと彼の工学研究チームは、呼吸器系に侵入する病原体を捕まえないだけでそれらを殺す通気性のある外科用マスクの概要を説明する研究を発表した。Sustainable Engineering and Drug Delivery Design labを運営している工学部教授のChoiは空中にある病原体を不活性にするために塩再結晶を使用する顔面マスク用の抗ウイルス、抗細菌フィルターの考えを展開した。彼は数年前から経口ワクチンを研究してきた。経口ワクチン問題の一つは、保管中の安定性確保のために溶液に砂糖が混合され、水を除き乾燥させることである。乾燥工程中の主要な技術的挑戦は、砂糖がある特別な乾燥条件下で結晶となり、ワクチンを破壊することである、とChoiは説明した。「私は結晶化を避ける方法を見つけ出そうと思った。」とChoiは言った。

 ワクチンを破壊する工程があれば、ウイルスも破壊されるだろ、ウイルスは不活性されたウイルス・ワクチンと構造的に同じであるからだ、とChoiは言った。彼がマスクについて考えた理由がこれであった。「私はその代わりに塩を使った。乾燥条件に応じて、砂糖はしばしば結晶となるが、しばしば無定型でガラス状態のままで残り、その中でワクチンやウイルスは安定であるからだ。」と彼は言った。

 彼は塩形成でポリプロピレンを覆い、それはインフルエンザ・ウイルスをそしてごく最近では細菌を不活性にすることを示した。
 プロジェクト発展の次の段階のために、Choiの実験室はプロトタイプの塩コートマスクの製造、または容易に製造でき、除染の恐れなく再使用でき、最前線の労働者の保護を強化することに焦点を置く。

 

性能を変えないで病原体を殺す

 技術を商品化する試みで、Choiは解決すべき幾つかの障害がまだあると言った。最初のことは政府保証である。通常のマスクは非常に簡単な構造で、特徴のある3,4層を重ねたフィルターを持っているとChoiは説明した。しかし、彼等が層の1つまたは2つを機能化しなければならないとしても、マスクは臨床試験を必要としないが、変更したフィルターは同じではないほど十分に伝統的な顔面マスクの設計を変える、とChoiは言った。「性能は変えられない。我々は病原体の不活性化について話しているだけではない。病原体の不活性化と同時に、我々は満足させなければならない多くのガイドラインがある。例えば、材料の安全性、環境的な安定性、再使用性、通気性、ろ過効率である。」

 その間、Choiは実験室の設定でマスクを洗練し続けるつもりであると言った。しかし、業界標準の実際のプロトタイプを作るために、彼はマスク製造装置とフィルターのテスト装置を必要とする。

 「COVID-19の発生後、多くの人々が何時マスクが利用できるようになるかを尋ねた。」と彼は言った。「時間がかかる。」「我々はおもちゃについて語っているのではない;それは呼吸器系にとって重要な医療機器である。したがって、我々はあらゆることを考えなければならない。」と彼は言った。「しかし、来年末までに我々はこれを市場に出せると楽観している。また、我々はCOVID-19の封じ込めに貢献できるように数ヶ月の開発で新しい技術を完成させることができる。」