マーク・カーランスキーによる塩の文化的重要性
Mark Kurlansky on the Cultural Importance of Salt
By Jesse Rhodes
Smithsonian Magazine 2012.05.17
塩、ゾンビを治す事を知ることは役立つかもしれない
昨日、作者のマーク・カーランスキーとのインタビューの最初の部分を投稿した。彼は我々の現代の冷凍食品産業の父であるクラーレンス・バーズアイについて書いたことに加えて、塩の包括的な伝記を書いた。我々の多くにとって、我々が料理を美味しくするために何気なく使っているありふれた化合物であるが、塩には豊で荒々しい歴史があり、世界中でかなりの文化的重要性を持っている。ここに我々の2つの会話を記す：
どうして塩について書くか？
私は商業商品で、したがって経済的に重要で、したがって、政略的に文化的にも重要となる普通の食品についての本を書きたいと思った。その工程全体は私にとって非常に興味深い。そして塩は私にはその最良の例と思われた。それが普遍的であるからだ。狩猟採集社会だけが塩に関心はない。したがって、ほとんど全ての社会や文化は塩の物語を持っており、塩を生産または販売するか、またはどのようにして塩を得たかのいずれかである。
書かれた歴史を溯る何かについてどのようにして検索し書いたか？
知られていない多くの初期の塩の歴史がある。最初に誰が塩を使い、あるいは塩が食品を保存することを何時、どのようにして発見したかと言ったことである。我々は歴史の中で誰もが塩のついて知っていたこの世界を扱っているようにしてきた。そして塩がどのようにして発展してきたかは正確には明らかでない。明らかであることの1つは、社会が狩猟採集から農耕に変わった時、塩に関心が持たれる。農耕社会では、家畜は人間と同じように塩を必要とする、したがって、家畜のために、そしてしばしば土壌のpHを維持するためにも塩を提供しなければならなかった。また、塩の主要給源は赤肉で、狩猟採集社会はほとんど例外なくそれを食べ、したがって、彼等は塩を必要としない。しかし、食事がセリアルや野菜になると、必要とする塩化ナトリウムを得られず、追加的な塩を必要とする。
人の文化で塩の重要性を意味する歴史上の決定的な瞬間はあるか？
選び方は？フランス革命で塩が演じた重要性が一例である。塩税はフランス革命をもたらした大きな不平の原因の1つであり、革命的な国民議会が塩税を無効にした最初の事の1つである。同じ事を示したのはガンジーの塩の行進である。その時、ガンジーは運動の大衆をまとめるために塩を使った－そこでも塩税に抗議した。塩の歴史の大きな課題は、塩がその価値を失ったことであると私は思う。人々がいとわず戦い、死に、経済を形成してきたこの事は、それがかなり短期間であったよりもはるかに価値や重要性がなくなった。
どうして塩を巡って戦うのか？
産業革命以前では、国際貿易の大部分は食品製品で、それが塩で保存されれば、食品製品が国際的に販売できる唯一の方法であった。冷凍や冷蔵はなかった。塩は国際貿易の中心となった。
何が塩を戦う価値のある商品から我々の食料品店の棚にある平凡で安価な調味料に変えたか？
2つある。その1つはソルト・ドームと石油埋蔵との関係－地質学的用語－が発見され、その後、20世紀初頭に大きなオイル・ブームで石油埋蔵を発見するためにソルト・ドームの狂乱した探査があった。地球は誰もが気付いたよりもはるかに多くの塩で満ちていることが分った－全ての大陸に塩層の巨大な帯が走っている。そしてほとんど同時に、クラレンス・バーズアイであった－塩はもはや主要な食品保存法ではなかった。
塩が宗教や神話にどのようにして統合されているかについても触れる。どうして我々の霊的生活に対して塩が重要だったのか？
経済にとって重要になったことは儀式化され、神格化された。私はユダヤ人であるので、ユダヤ教では、塩は契約、特に神との契約を固めることは面白いことと私は何時も考えた。ある人々では、彼等がパンを祝福するとき、彼等はそれを塩に浸す。しかし、私は長い間、ハイチで過ごし、私は何時も塩がゾンビを治すことを面白いと思っていた－知っておくと多分便利。ゾンビ化の危険に曝されレいるかどうかを神は知っている。
