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塩が我々を殺しているかどうかに科学者達は賛同できない.

理由を示す。

Scientists Can’t Agree Whether Salt Is Killing Us. Here’s Why.

By Peter Whoriskey

Washington Post February 17, 2016

 

 塩辛い食事の危険を巡る論争は全ての科学の中で最も対立している事項であるかもしれない。ほとんどのアメリカ人は塩で自殺している、と片方の科学者達は不気味に警告する。他方の科学者達は、ほとんどのアメリカ人は健康であると主張する。

 この疑問を解く無能力に頭を悩ませる。それは少なくとも潜在的に致命的な結果を伴う疑問である。どれくらい多くの塩が健康に良いか?技術の驚異を考えると、容易に解決できるように思える。

 さて話題に関する数百件の論文のレビューが示していることは、二つのグループの科学者達が本質的に同時に科学的な塩と健康問題を扱っている事実に由来して、少なくとも部分的にコンセンサスを得られないことである。片方では、科学者達は塩摂取量の危険性について論文を書き、同じ結論を指摘する他の論文を概して引用する。他方では、科学者達は危険性を否定または最小化する論文を書き、彼等の立場を支持する論文を概して引用する。換言すれば、どちら側も相反する結果を考慮すること避けている。

 国際疫学学会誌に発表されたコロンビア大学とボストン大学の研究者達による論文によると、“発表された文献は進行中の論争の文献をほとんど取り上げず、むしろ学問のほとんど明らかで異なった二つの系列を含んでいることを我々は明らかにした。”研究者達は塩論争が如何に変更するようになってきたかを示す特別なイメージ図を提供している。

 ここに示している赤と青の印は、科学者達が関心を持っている研究を引用した事例を示しており、緑色の印は科学者達が彼等の結果に挑戦している研究に言及している事例を示している。

 より完全な文献では、科学者達がレビューしたエビデンスでバランスを取っており、そこでは科学者達が信じていることに反するエビデンスを考察した緑色の印を多く見ることになる。

 分かるように、イメージ図は赤と青で占められ、科学者達は自分の見解を確認している研究を一層引用しやすい印である。結局、彼等がレビューした論文は、異なった結論を引用する論文を引用するよりも同様の結論を引用した論文を引用しがちなものは50%以上であった。“これは科学界内の対立を示している、”とルドビック・トリンコートは言った。彼は仲間達のデビッド・メリット・ジョーンズとサンドラ・ガレアと一緒に論文を完成した。トリンコートと彼の仲間達は塩研究でもっと根深い問題さえ提出するかもしれない別の要因も明らかにした。科学者達はエビデンスとして見なされるべきことにも同意しないことを明らかにしている。

 この結果はこれまでに得られたエビデンスについて10件の“総合レビュー”の彼等のレビューから得られた。総合レビューでは、科学者達は話題に関する一次研究の全てを集め、実質的、全体的にそれを重み付けしている。しかし、研究論文には総合レビューを含めるべきであることについて広く行き渡った不一致があるようである。研究論文が一つの総合レビューについて選ばれるとすれば、他のレビューについてあまり選択されていないものであった、と研究者達は知った。“エビデンスとして採択すべきことに関して同意またはほとんど同意がない、”とトリンコートは言った。

 近年、塩が激しく論争されてきたことについて、政府や他の公衆保健機関はまさに人々に語るべきである。アメリカ心臓協会と同様にアメリカ人の食事ガイドラインを通してアメリカ政府が長く警告してきたことは、ほとんどのアメリカ人は塩を摂取し過ぎており、過剰の摂取量は高血圧、脳卒中、心疾患の危険率を上昇させることであった。しかし、何人かの著名な科学者達による近年の研究はこれらの警告について疑いを生じさせた。

 減塩主張者達は、食品産業界が減塩反対者の努力に資金を提供してきたと言って減塩反対者をしばしば避難しているが、実は研究におけるいくつかの画期的な研究は共通の利益によって資金援助されなかった。新しい研究は、研究資金を業界に仰ぐことをしなかった。

しかし、研究者達は新しい事実に照らして彼等の意見をしぶしぶ変えることから生ずるバイアスというエビデンスをレビューから明らかにした、と言った。

“我々の結果は現状では、どちら側もお互いに参加する本来の科学的会話がないことで強いバイアスを支持している。”