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NHS勧告最高値の2倍の塩摂取量は‘安全であるかもしれない’、 と議論のある研究が明らかに

Salt Intake Double the NHS-Recommended Maximum ‘ May Be Safe’,

Controversial Study Finds

By Henry Bodkin

The Telegraph 2018.08.10

 

 NHS(国民保健サービス)によって勧められている最高塩摂取量の2倍を摂取することは安全であるかもしれない、と議論のある新しい研究は主張した。

 ランセットに発表された重要なレビューは、前に考えられたように塩が健康を損なうものではなく、公式なキャンペーンは最も多い摂取量の人々だけに焦点を置くべきであることを示唆している。NHSWHO(世界保健機関)は、心臓発作と脳卒中危険率のために、成人は1日当たり茶さじ1杯以上を摂取すべきでない、と述べている。しかし、新しい研究は茶さじ2杯半までの塩は安全であるかもしれず、これ以上でも多くの果物や野菜からなる明らかに健康に良い食事の一部として受け入れられるかもしれないことを示している。研究は18ヶ国94,000人のデータを解析し、彼等の塩摂取量は尿テストを使って測定された。しかし、塩摂取量推定に使われた方法は信頼性がなく、研究中の中国人参加者が多数であることが結果に偏見を持たせるかもしれない、と専門家達は言った。“中程度の摂取量では、ナトリウムは心血管の健康に有益な役割を演じているかもしれないが、摂取量が非常に髙い、または非常に低い時にはゆり有害な役割を演ずる可能性があることを示唆するエビデンスを我々の研究は加えている、”とマックマスタ―大学で研究を指導したアンドリュー・メンテ教授は言った。

 “我々の身体はナトリウムのような必須栄養素を必要とするが、問題はどれくらい多くかである。”

 しかし、国民肥満フォーラムからのタム・フライは“当面、イギリスの公式ガイドライン内に留まることがベスト、”と言った。

 イギリスの塩摂取量は過去30年間で12 g/dから7 – 8 g/dに低下してきた。そしてこれは人口の平均血圧の低下を伴ってきた。