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塩が健康に悪いと言う‘証拠はない’

‘No Proof’ Salt Is Bad for Your Health

By Adam Withnall

Independent 2016.03.03

保健当局は、高塩摂取量と高血圧を関連付ける‘強いエビデンス’があると単純に言っている。しかし、研究の新しいレビューによると、科学界な中の意見はあまり明解ではない。

　科学者達の１グループは、人々が当局の勧告を割り引いて考えるべきかどうかを聞いて、低塩食が長期的に見た健康に良いと言う現在の一般通念を疑っている。エビデンスの新しいレビューでは、コロンビア大学の専門家チームは、減塩が人々の総合的な健康を改善すると信じている人々と信じていない人々との事項に関して“２つの明らかな学識団体”があることを明らかにした。

　塩摂取量を監視することは近年イギリスで食事勧告の中心部分の1つとなってきて、アメリカでは、レストランは料理中の塩含有量を表示することを法律でニューヨーク市は要求するまでになってきた。

　したがって、レビューを含めて269件の学術論文の正に54％が減塩仮説を支持していることを明らかにしたことは非常な驚きである。残りの中でかなり大きい33％が、減塩は長期的に見た健康に差をもたらさないとの結論に達し、一方、13％は結論に達していなかった。このことから長期間で塩摂取量と高血圧を関係付ける沢山のエビデンスはないとは言えない。しかし、共著者のルドヴィック・トリンコートの論文はニューヨーク・ポストに次のように書いた：“減塩は正常血圧者の心臓発作や脳卒中についての危険率を減らす明らかな証拠はないことを明解に明らかにした。”

　国民レストラン協会により“自由裁量”で標識を付ける新しい表示法を遅らせる判定が月曜日にニューヨークの冒頭に掲載され問題となってきた。しかし、まもなく何時でもイギリスで変化を起こす問題に関する公衆保健勧告ほどの期待はできない。

　やがて出る最近の結果に沿って24時間尿分析に基づいて塩摂取量に関する独自の長期間研究を公衆保健イングランド(PHE)は行う。そして政府機関の主任栄養学者アリソン・テッドストン博士は、そのような厳格な測定技術に基づかない研究を引用しているレビューに疑問を呈した。彼女はインディペンデントに次のように語った：“減塩は心臓発作や脳卒中の危険率を増加させる高血圧の危険率を低下させることを示す強いエビデンスがある。”

“レビューによって引き出された結論はレビューに含まれている研究の品質に常に依存している。特にこの領域では、正確に塩摂取量を調査した研究だけが採用されることが本当に重要である。”

　PHEは非常に特別なガイドラインを持っており、6 g/d以下の塩摂取量を勧めている(ごく最近の国民平均値は実質的に7.2 g/dであった)。そして科学界の中で確実性がないにもかかわらずそのような勧告を公衆保健当局が出したことは驚くことではないとトリンコート氏は言った。“政策決定者は矛盾する不確実なエビデンスに直面して行動を選択しなければならないことがしばしばある。”と彼は言った。

　“両方とも確実性の不確かさと誇張の誤用は両方とも公衆保健政策決定過程の結果を形成できる。”