幾つかの慢性アレルギー性呼吸器疾患と感染症疾患患者に及ぼす“人工塩鉱山環境のハロセラピー室”の治療効果に関する調査

Surveys on Therapeutic Effects of “Halotherapy Chamber with Artificial Salt-Mine Environment” on Patients with Certain Chronic Allergenic Respiratory Pathologies and Infectious-Inflammatory Pathologies

By H Lazarescu, I Simionca, M Hoteteu, A Munteanu, I Rizea, A Liuta, D Dumitrascu, and E Dumitrescu

Journal of Medicine and Life Dis 2014;7:83 – 87

要約

　塩鉱山の洞窟治療法に由来するハロセラピー(HT)も投薬しない治療法である。ハロセラピー効果は治療法とハロセラピー環境の構造に依存して変わる。

　本論文の目的は気管支喘息と他の慢性感染性炎症やアレルギー性呼吸器疾患患者に及ぼす国立リハビリ研究所、物療医学と温泉気象学(INRMFB)の“人工塩鉱山環境の塩部屋”のハロセラピー効果を示すことであり、幾つかの非特異性抵抗因子、炎症過程の指標、幾つかの免疫性変化に及ぼす臨床効果を述べる。

　血液学調査の適応、感染に対する非特異性抵抗や非炎症過程の指標の解析、免疫調査、ナトリウムとカリウムの解析、ミネラロコルチコイド機能の解析と他の生化学的テストの解析で患者を臨床的に調査した。

　INRMFBの“人工塩鉱山環境の塩部屋”で行われた実験によるハロセラピー治療について、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、慢性気管支炎、慢性閉塞性気管支肺炎で苦しんでいる15人の患者を選び、特別な適応症と禁忌に基づいて、家庭で薬剤治療をしていたコントロール・グループについて同様の病状を示す4人の患者と同様に倫理的原理を適応した。

　気管支喘息、慢性気管支炎、慢性閉塞性気管支肺炎、それらは他の慢性感染性炎症とアレルギー性呼吸器疾患も示す患者に特別なハロセラピー治療をした後、坑炎症(と抗アレルギーも)機構の引金を引き、炎症過程に及ぼす治療効果が述べられた。得られたデータは気管支喘息患者で体の感受性低下を引き起こすハロセラピー治療効果も証明した。

以下本文のはじめに、材料と方法、結果を省略

結論

　特別なハロセラピー治療後に気管支喘息、慢性気管支炎と慢性閉塞性気管支肺炎の調査された患者で達成された結果の調査は坑炎症(抗アレルギー機構)機構の引金を引き、炎症過程の傾向を低下させることを示している。

　得られたデータはハロセラピー治療後に気管支喘息患者で体の感受性と感染性炎症過程の低下を示し、治療期間の延長あるいはハロセラピー治療の反復する必要性も示している。