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ソルト・セラピーの歴史

Salt Therapy. A History Lesson

October 27, 2017

ホームページsaltontherockshuntsvilleより

 

 最近まで、ソルト・セラピーがどんなもので、あるいはどうして私がそれに関心を持つのかさえ分からなかった。後に2,3の優れたグーグルの学者と我々は我々の家でそれについて少し語り合った。その歴史を見ることを始めよう。

 今日の塩洞窟または部屋はヨーロッパやロシアにある洞窟の塩鉱山に起源がある。採鉱中に石炭の鉱夫と同じ様に塩の微細な粒子を作り出し、選択の余地なく彼等は吸引していた。奇妙な差がある?塩の鉱夫はより健康で、肌も良く、呼吸器問題はほとんどなかった。かなり確かなことに、石炭鉱夫はその幸運には恵まれていない。

 フェリックス・ブツコフスキー博士は1839年に塩洞窟の経験を提供する最初のリゾート型施設を発見した。彼は地下の塩かん水を使った塩風呂を提供し、塩洞窟の地下気候は喘息に効くことを彼の本で述べた。ここに大きな主張があるが1839年のことである。

 1949年に安全のために塩洞窟に隠れた人々が気付かなかったが幾つかの健康利益があることを第二次世界大戦中にドイツの医者K.H.スパナヘルは観察した。彼は洞窟環境の気象条件と医療効果に関する研究を始めるために入院患者施設としてKlyutert洞窟を造った。これらの研究結果は近代的な洞窟治療法の基礎となった。それは地下で生じる環境効果を利用する物理療法である。環境には湿度と温度がある。

 1958年に、新しい治療法の地下治療法がスクリモフスキー教授によって開発された。彼は塩部屋で患者の標準治療を始め、スクリモフスキー法として知られた。

 少し後の1964年に、最初のアレルギー治療温泉“キンガ”がポーランドの塩鉱山に造られた。スクリモフスキー教授は“キンガ”の所長になり、呼吸器疾患患者を救うことに集中したが、塩洞窟の他の健康利益の可能性の探索も始めた。彼の方法は成功し、ヨーロッパの他の塩洞窟やロシアに広げ始めた。

 1970年代初めに、医学界はこれらの治療法に注目したが、多くの人々にとって塩洞窟に行くことは難しかった。特別な調査研究を行うためにもっと利用し易い場所が必要であった。1985年までに、最初のハロセラピー装置がロシアのバルネオルジ研究所で開発された。装置は塩鉱山で生じる破砕、粉砕効果を真似た。塩粒子をミクロサイズの乾燥エアロゾルに粉砕する。これは今日のハロセラピーまたはソルト・セラピーの誕生である。

 定義を明確にするために、自然の洞窟で生じる気象条件と塩を含む空気を利用する地下で行う治療が洞窟治療法で、塩鉱山や洞窟を含んでいる。ハロセラピーは空気中に細かい塩粒子を分散させるハロゼネレイターと呼ばれる特別な機械を使って人工的な環境の乾燥エアロゾルである。

 何らかの健康利益があるのか疑わせる科学的知見が得られる前にこの種の“治療法”は知れ渡った。私は後に効果を探りたいと思っているが、現在の所、ソルト・セラピーには長い歴史がある。

以下省略