塩水電池と太陽光電池貯蔵
Salt Water Batteries and Solar Battery Storage
By Finn Peacock
https://www.solarquotes.com.au/ 2018.07
塩水電池?ちょっとクレイジーに聞こえるね?しかし、米国を拠点とするメーカーのAquion EnergyはAqueous Hybrid Ionと呼ばれる特別な種類の電池技術を作った。兎に角、彼等はしばらく実験した。
それらはその結果、化学的性質のために本質的に安全であり、約3,000回の寿命サイクルで100%の放電深度能力を誇っている。これはリチウム電池が誇れるほどではない-しかし、Aquion電池の背景技術はリチウム・イオン電池に比べて多くの利点をもたらす。その1つは、不燃性・非爆発性でメンテナンス不要で、全く無毒の材料で作られている。事実、クレードルからクレードルへの認証を達成させた世界で唯一の電池である。
AquionのS30電池は長時間、毎日のサイクリング用に最適化されており、4 – 20+時間の充放電サイクルを意味しており、そのことは太陽光発電用に理想的である。それらはおそらく乱用に耐性があり、充電サイクルの部分的な状態から劣化しなかった。そのことは太陽光電池の典型である。また、残りの電池設定を損なうことなく、個々のモジュールを交換/拡張もできる。Aquionバンクと比較して、リチウム・イオン電池バンクのスケーリングははるかに困難である。主な欠点は、リチウム・イオン電池と比較して寿命サイクルがわずかに短いことと、5年間のであった(テスラのPowerwallに対する10年間の保証と対照して)。また、スタック当たりの出力が小さい-約0.68 kWの定常電力-つまり、平均的なオーストラリアの家庭に電力供給するに十分な電力出力を得るには少なくとも5つのスタック(0.68kW×5=3.4 kWの定常電力)を購入する必要がある。Aquion電池はハイブリッドと電力網外の両方の太陽光蓄電にも適していた。
Aquion電池+太陽光電池セットアップの費用はいくらか?
2.5 kWh電池スタックのAquion Aspen 48Sは大体2,200ドルである。5 kWの太陽光発電システム(電池+太陽光発電セットアップに推奨される最小サイズ)は、電池が利用可能になった時点で約9,000ドルであった。それ以来、太陽光発電の価格はもちろん大幅に下がっている。したがって、5 kW太陽光発電システムの10 kWhのAquion電池(平均的なオーストラリア家庭に適した金額)は当時約17,000ドルが戻ってきた。自宅の発電装置から十分な電力を引き出すために、少なくとも15 kWh相当の蓄電装置を追加することを勧める。その価格とそのモジュラー・スケーラビリティを組み合わせることで、Aquion電池はリチウム・イオン電池と比較してコスト競争力のある蓄電オプションを表している。しかし、それは新しい技術であり、それに伴うリスクがあった。