ほとんどの人々が塩の正しい量を食べている
Most People Are Eating the Right Amount of Salt
By Brandpoin
https://apnews.com より 2018.08.31
(BPT)- 我々は多すぎる塩を食べているというよく言われていることにより多くの研究が否定しているように思える。最近のその様な研究が最も古く最も名声のある医学誌の1つであるランセットに発表された。大多数の人々について低塩食からの健康利益はなく、今日、世界中のほとんどの人々の平均塩摂取量からの害はないことをその研究は明らかにした。この研究を行った指導科学者はマックマスタ―大学のアンドリュー・メンテ博士で、平均8年間について18ヶ国から95,000人以上の健康と塩摂取量をモニターするために世界中からの研究者達を率いた。彼等はまた、塩摂取量とカリウム摂取量、血圧と循環器系疾患と死亡との関係もモニターした。
世界中のほとんどの人々は既に健康的な範囲の塩摂取量-7.6 – 12.7 g/d-であり、健康的な範囲の高い摂取量の人々はより良い健康結果で心臓発作の発症も少ないことを彼等は明らかにした。塩摂取量が12.7 g/d以上の中国だけは、塩摂取量が循環器系疾患と脳卒中に関係していた。さらに、彼等はカリウム摂取量のポジティブな効果を明らかにし、“全ての主な循環器系疾患は全ての諸国においてカリウム摂取量増加で低下した、”と述べている。
この新しい研究にもかかわらず、食品医薬品局(FDA)は、アメリカ人は5.8 g/d以上の塩を摂取すべきではないと主張し続け、アメリカ心臓協会は最高3.8 g/dの塩摂取量を勧めている。アメリカ人は現在、平均8.6 g/dを摂取している。
マックマスタ―大学で研究の共著者でもあるマーチン・オドンネル博士は、“公衆保健戦略は最高のエビデンスに基づくべきである。中程度または平均塩摂取量の人々は心疾患や脳卒中の予防のために塩摂取量を減らす必要があると言う確信的なエビデンスはない、”と言った。