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塩を取って:健康な心臓には平均摂取量は安全と研究は示す

Pass the Salt: Study Finds Average Consumption Safe for Heart Health

Science Daily

Source: McMaster University   2018.08.09

 

公衆保健戦略は最高のエビデンスに基づくべき

大多数の人々にとって12.7 g/d(茶さじ2.5杯に相当)以上を摂取する人々を除いて、

塩摂取量は健康リスクを増加させないことを新しい研究は示す。

 

 先進諸国で5%以下の人々がその量を超えている。大規模な国際研究も、それらの人々でも良いニュースであることを示している。人々が果物、野菜、酪農製品、」ポテト、他のカリウムの多い食品を食べることによって食事の質を改善すれば、塩摂取量の健康リスクは実質的に除かれる。

 ランセットに今日発表された研究は、21ヶ国からの研究仲間に加えてマックマスタ―大学の人口健康研究所(PHRI)とハミルトン健康科学の科学者達によるものである。研究は世界中の18ヶ国からの社会で平均8年間、35 – 70歳の94,000人について調べ、12.7 g/d以上の平均塩摂取量である所だけ心臓血管疾患や脳卒中に関連した危険性を明らかにした。調査で社会の80%以上が12.7 g/d以上の塩摂取量である国は中国だけであった。他の諸国では、社会の大多数は7.6 – 12.7 g/dの平均塩摂取量であった。

 “世界保健機関は心臓血管疾患に対する予防法として5.1 g/d以下の塩摂取量を勧めているが、かつて人々がそのような低い摂取量を達成して保健結果を改善した点についてのエビデンスはほとんどない、”と研究の筆頭者でPHRI研究者のアンドリュー・メンテは言った。アメリカ心臓協会は心疾患の危険性がある人々に3.8 g/d以下の塩摂取量を勧めている、と彼は付け加えた。

 12.7 g/d以上の塩摂取量である最も高い社会は主として中国であるが、そこでは塩摂取量と心臓発作や脳卒中のような大きな心臓血管疾患との間に直接的な関係を我々は明らかにした。12.7 g/d以下の塩摂取量社会では、事例は反対であった。塩摂取量は心筋梗塞または心臓発作と総死亡数との間には逆相関しており、脳卒中では増加はなかった。

 メンテは次々とのように付け加えた:“果物、野菜、乳製品、ポテト、ナッツ、豆のような食品に含まれているカリウムの摂取量を増加させている社会や国々では、死亡を含む全ての重大な心臓血管問題は低下したことを我々は明らかにした。”研究論文の情報はPHRIによって行われている進行中な国際的な都市と農村における前向き疫学調査(PURE)研究から来た。メンテはマックマスタ―大学の保健研究法、エビデンス、影響部の准教授でもある。

 塩摂取量を心疾患と脳卒中に関連させたほれまでのほとんどの研究は個人レベルの情報に基づいていた、とPHRI研究者で、マックマスタ―で臨床准教授で論文の共著者であるマーチン・オドンネルは言った。公衆保健政策は最高のエビデンスに基づくべきである。社会レベル減塩介入は高塩摂取量の社会を目標にすべきであり、総合的な食事品質を改善するための方法内に固定すべきである。“心疾患や脳卒中を予防するために中程度や平均塩摂取量の人々は減塩する必要がある明確なエビデンスはない、”とオドンネルは言った。

 カナダの他に、本論文は、アルゼンチン、バングラデッシュ、ブラジル、チリー、中国、コロンビア、インド、イラン、マレーシア、パレスチナ自治政府、パキスタン、ポーランド、サウジアラビア、南アフリカ、スェーデン、タンザニア、トルコ、アラブ首長国連合、ジンバブエの人々や諸国からの情報を含んでいた。