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塩療法は新しくない、それなのになぜ傾向が再燃したのか?

Salt Therapy Isn’t New, So Why the Resurgence in the Trend?

By Nicole Altavilla

https://americanspa.com より  2019.06.11

 

 塩療法は今日最大のスパや健康トレンドの中にあるかもしれないが、新しいスパに近いものは何処にもない。事実、1843年代初頭に、Feliks Boczkowskiという名前のポーランドの医者が、塩鉱山の労働者達は他の鉱夫と同じ呼吸問題あるいは肺疾患を経験したことがないことに気付き、ほぼ100年後、Karl Hermann Spanngelは、彼の患者が第二次世界大戦中に塩洞窟に隠れた後で、彼の健康が実際に改善されたことに気付いた。それ以来、塩療法はその多くの恩恵のために人気が高まり続けており、Global Wellness Institute’s Hydrothermal Initiativeでさえ温かい塩部屋の使用(ハロセラピー)が増えると予想して。2019年に塩療法をトレンド・リストに加えた。

 「ハロセラピーは何年も前からあった。」とSaltworksの内部セールス・マネージャーのジェニファー・デニスは言う。「塩療法は新しくないが、乾式塩療法の恩恵のために再燃している。心や体を癒すための方法として人々はスパ療法を行っている。ハロセラピーはこれを非常に健康な組織を冒さない方法で提供しており、非常に受け入れやすい。人々は気分を良くするための自然な解決法を見つけることにますます関心を持っており、塩部屋は多くの人々が望んでいる無数の恩恵を持っている。」

 塩療法は2つのカテゴリーに分けられる:湿式塩療法と乾式塩療法である。塩療法協会のホームページによると、湿式塩療法は塩溶液、噴霧器、塩浴槽そして塩マッサージを含んでおり、一方、乾式塩療法は塩部屋のような湿度と湿度のない部屋で乾燥塩の使用を含んでいる。さらに、塩療法は洞窟治療法(受動的)またはハロセラピー(能動的)のいずれかとして特性付けられる。洞窟治療法は自然にある洞窟内の気象や塩を含む空気を利用する。ハロセラピーは人工環境で提供される乾式塩療法である。それは塩部屋に乾燥塩エアロゾルを放出するハロジエネレイターの使用を必要とする。「能動的な塩部屋にはハロジエネレイターがあり、それは吸引され、皮膚にさらす空気中に微細な塩粒子を放出する。」とUniversal Companiesの設備販売副社長のフィリッペ・セレンは言う。

 今日、塩部屋を持つスパだけでなく、独立した塩療法センターがある。ストレスと、風邪、気管支炎、副鼻腔炎、喘息、乾癬、そして湿疹のような状態の効果を減らして呼吸器系を改善することから、塩療法は多くの人々が世界中で受け入れている自然な健康アプローチである。「スパ産業が過去数年間、振り子を健康に移したので、リゾート・スパや目的スパ、医療スパそして他の健康施設はメニューに塩を加えてきた。」とSalt Chamberの設立者でCEOのレオ・トンキンは言う。「塩療法は際立った健康治療法を提供し、全てのビジネスのために追加的な利益センターとなる可能性がある。それにはほとんど消耗品はなく利用でき、最小限の労力とメンテナンスを必要とするだけであるからだ。」